意外に多い!制服着用のメリット

介護業界には、制服着用の職場と制服を着用しない職場があります。そこで今回は、制服のある職場の魅力を3点挙げていきます。

まず1点目は、仕事に行くときに着る服を選ぶ時間を削減できる点です。制服通勤を認めている職場はもちろんのこと、私服通勤の場合でも、職場に出勤したらすぐ制服に着替えることになります。ですから、わざわざ時間をかけて私服のコーディネートを考える必要はありません。出勤前の忙しい時間を服選びをしないで済むのは、大きなメリットと言えるでしょう。

2点目は、仕事とプライベートの切り替えがしやすいということが挙げられます。勉強をする時にハチマキを巻いたり、スポーツをする時にユニフォームを着たり、服装から入るタイプの方は以外に多いのではないでしょうか?私服で出勤して、エプロンだけを着用してそのまま業務にあたるよりも、制服に着替えるという行動を挟むことで、仕事モードに入りやすくなります。また、制服に着替えることで、自分がその職場の一員である自覚も高まるので、モチベーションの維持にも繋がります。

3点目は、制服はその業務をこなす際に適した服装であるということです。動きやすい服装なのか、汚れても良い服装なのか、他企業との取引に適した服装なのか、清潔な服装なのか、その業務によって制服も大きく変わってくるはずです。貸与された制服ならば、自分の業務を1番遂行しやすい服装だと考えられます。これら3点は、制服のある職場で働く大きな魅力と言えるでしょう。仕事中のオシャレに特にこだわりがない場合は、制服があるかないかを職探しの注目ポイントにしてみても良いかもしれませんね。

メリットとデメリット、どちらを優先する?

職場に制服があると、毎日仕事に着て行く服を考えなくて済みます。女性は特に、私服で仕事をするとなると、毎日同じ服を着るわけにはいかず、コーディネートを考えるのも大変でしょう。しかし、制服なら、毎日同じものを着れば良いので非常に楽に感じるのではないでしょうか。

また、制服がある場合は、会社が支給してくれるため、余分な出費もかかりません。しかも、仕事中に制服を着るだけで、オンとオフの切り替えができるので、気持ちにメリハリが付けられます。私服で働くよりも気持ちが引き締まりますし、会社側も、制服は企業のイメージをアピールする手段にもなっているようです。

ただし、制服にはデメリットもあります。1年を通じて同じ制服を着用する職業の場合は、素材的の通気性が良くないと洗濯しても乾きにくく、夏は熱を内側に閉じ込めてしまいます。また、私服で出勤しなければならないルールになっている職場だと、出社後着替えなければならないため、その手間がかかります。

これらのことから、最近では制服を廃止する所も増えてきており、オフィスワークの場合はオフィスカジュアルが推奨されたり、介護施設のようなところだとエプロンのみを支給されたりしているようです。このような職場の場合は、着替える手間はありませんが、シーンに合わせた服選びをしなければなりません。制服の有無にはメリットもデメリットも両方存在するので、どちらが自分にとってベストなのかをじっくり考えて、職場探しに活かすことをおすすめします。